地域レポーター情報

磐城平城  沼の内弁財天と東側弓櫓下の裏門

2009年03月01日  投稿者:kairyu
誰もいなかったので尋ねる事はできなかったが、戊辰戦争後ここへ移設された裏門らしい。

現在の鷹匠町や柳町方面に近かった門である。本丸の隅図櫓、櫛形櫓に直通する門である。

現在の弁天さまの賢沼は、周囲に遊歩道がめぐらされている。(ちなみに白蛇は、弁才天の使いとして富をもたらす水神ともいわれる、白蛇堀はそんな意味もあるか)

徳川家康が幕府を開いて250年後、今度はイギリスから独立し、海外貿易の航路開拓をしていたアメリカからペリー提督率いる黒船が来航し、開国を迫った。

日本の鎖国の内情は、知り尽くされていた。
また、日本もヨーロッパ列強の餌食となった中国の惨状を見聞きし、いかにすれば国家の独立を保つことができるのか命がけの緊急事態が開幕したのだ。

磐城平城は極めて深く、人間の有様と日本がたどった歴史の有様を教えてくれている。
磐城平城  沼の内弁財天と東側弓櫓下の裏門

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