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同級生が書いた本「8月15日の特攻隊員」

2007年08月02日  投稿者:sasa
 7月28日に、小学校時代の同級生が書いた本「8月15日の特攻隊員」(新潮社)が出版されました。著者は、いわき市小名浜出身の吉田紗知さんという20代の女性です。
 彼女は、祖父の死をきっかけに、戦争の記憶を語る人がどんどん少なくなっていることに危機感を覚えたそうです。そして、彼女の身内には、玉音放送の5時間後、終戦を知りつつも飛び立った特攻隊員がいました。謎の多い「最後の特攻隊」について調べることが、いつしか彼女の日課になり、ついに1冊の本にまとまりました。
 3年間に渡って、全国を調べ歩いた彼女のがんばりが、そのまままとまったノンフィクションです。
 とても読みやすい内容ですので、ぜひ、皆さんも夏の1冊にいかがでしょうか?私も、今年ももうすぐ来る8月15日のために、何度か読み返したいと思っています。
同級生が書いた本「8月15日の特攻隊員」

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