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平成23年 奇祭・真冬の水掛け祭り「水祝儀」

詳細「沼ノ内の水祝儀」はいわき市の平・沼ノ内地区に古くから(約400年前)伝わる奇祭で、別名「水かけまつり」とも呼ばれ、いわき市の無形民俗文化財に指定されています。
火の神である愛宕神社で行われ、無病息災・豊漁と安全・豊作を祈願する祭りです。

祭りはこの地区の初婿(前年に結婚した若婿)が浴衣一枚になって、社殿前のしめ縄の中に立ちます。
すると「桶取り」と呼ばれる地区の青年団から選ばれた未婚の青年4人が、井戸から汲んできた水を、謡(うたい)役がうたい終わった途端に四方から掛け始めます。
1回目は腰から下に、2回目は胸から下に、3回目は頭から掛けます。

なおこの水祝儀の前には「墨祝儀」が本殿内で行われ、「墨付け」といって「ダイコバン」と呼ぶ大根に墨を付けたものを、額に押します。

この後若婿と青年団は、立てておいた大竹を諏訪神社へ運ぶのですが、信者や観客も「まで竹」の注連や笹を奪い合います。
これは豊作・豊漁のお守りとなるということで、自宅の神棚に供えます。

詳しくは:平成23年 奇祭・真冬の水掛け祭り「水祝儀」|いわき市観光情報サイト
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カテゴリその他
場所いわき全域・その他地区