特集
平成29年度 いわき市原子力防災実動訓練
2017.11.18
今日(18日)、
『平成29年度 いわき市原子力防災実動訓練』(いわき市HP)が行われました。
緊急時において、市民のみなさんや、市・関係機関が
円滑に対応できる体制を整えておくことや、
防災意識の高揚を目的として行われたものです。
参加したのは、
平地区のうち、神谷、草野、夏井の
全23行政区における自主防災組織(行政区)役員、
民生・児童委員、消防団員、地区住民など約 230名。
参加者は市防災メールや市防災ラジオ、
FMいわき緊急割込み放送などで情報を受け、
屋内退避
↓
一時集合場所へ避難
↓
バスに乗り込み
仮装避難所である「南部アリーナ」へ避難しました。
南部アリーナでは、
まず 各 一時集合場所から到着したバスの
タイヤやワイパーをスクリーニング検査し、
バスの中で代表者がスクリーニング検査を受けていました。
その後避難所へ移動し、
災害対策本部長である清水市長による講評が行われました。
清水市長はFMいわきのインタビューに対し、
「参加されたリーダーの指示に従い粛々と避難されていました。大変心強いと思いました。」と答えていました。
また、避難所内では
環境再生プラザによるパネルブースや
広域避難に係るブースが設けられ
参加者の皆さんは真剣な表情で
避難や放射線に関する知識を深めていました。
いざという時のための「原子力防災実動訓練」。
災害は起こらないのが一番ですが、
もう二度と起こらないとは言い切れません。
もし「その時」が来てしまったときのために、
『いわき市原子力災害広域避難計画』(いわき市HP)をよく確認しておきましょう。