地域レポーター情報

磐城平城の本丸御殿に使われた赤瓦の一部がここにありました。

2016年12月09日  投稿者:冬虫夏草
いわき市ふるさと伝承郷の古民家のひさしの屋根に、再生利用されておりました。
戊申の役当時に焼け落ちたのは中門櫓だけのはずですから(自ら火を放つ)、
本丸御殿はそっくり残っていたわけですね。残された絵図面の色によく似ています。
さらに江戸時代の瓦は色が統一されていませんでしたから、それを証左しています。
この民家は士族の家でしたので取り壊されるときに
再生利用しようと自宅の屋根に取り付けて保存したものだと推察します。
会津鶴ヶ城の天守の瓦も色違いが
認められましたから同じ時代のものなのでしょうね。
磐城平城の本丸御殿に使われた赤瓦の一部がここにありました。

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