地域レポーター情報

大久川にさけが帰ってきました。

2007年11月16日  投稿者:kairyu
大久川に今年もさけが帰ってきました。
川面に背びれを立てながら、銀鱗をきらめかせながら
激しく川面を踊る姿が見られます。

町中のこんなに近くで見られるのも珍しいことです。
大久川河口近くの代の下橋(木の橋)から遡上する様子を見ることができます。

そこから少し上流の市営西部団地北側の堰に、大きな魚道(水路)がありますが、ここだと間近に元気なさけを見ることができます。

素早くて人の気配を感じると、スーッと隠れてしまいます。魚道の入り口で一休みしているさけを見つけました。

アイヌ民族は、皮や骨のすべてが利用できることからカムイチェプ(神の魚)と呼び、信仰や儀式に使われたといわれます。
冷たい海流を好み、オホーツクからアラスカにいたる海流を回遊し(2~6年)大きくなって生まれた川に戻ってくるそうです。

さけは、水産資源保護法によって許可のない者がとることを禁じています。厳しい罰則もあり一般の人はとれません。
近くまで車で行けますから、機会がありましたらご覧ください。

大久川にさけが帰ってきました。

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